NADiff GALLERY
泉太郎 『山ができずに穴できた』
2009年1月20日[火]ー 2009年3月9日[月] 好評につき会期延長!
オープニングレセプション:2月7日[土]18:00-20:00
トークイベント:2月21日[土]18:00-20:00
ゲスト/松井みどり(美術評論家) 山賀ざくろ(即興ソロダンサー) >>詳細
◎会期中、毎週土曜日は泉太郎の来店日!
店内に作品が増殖中。
2月14日・21日・28日、3月7日午後から夕方にかけて、
店内で不審な動作をしている人がいたら、それはおそらく泉太郎です。
コンセプト:「作りながらも、作っていないようで、本当に作ってるの?と思われても、結果的には展覧会の風景が」
泉太郎は、身体性を意識して、挙動や行為またはその痕跡が、何かからずれ落ちていくことを周到に用意しているとしか思えない数多くのパフォーマンスを制作。多くはそれを映像作品として発表してきました。
それらを収めたショートムーヴィーは、くすっとした笑いを誘うものでありながら、ゾンビみたいに飄々としてマヌケで、しつこくて、ともすると残酷な表情をも持っています。その笑いが痙攣的で無意味であればあるほど、そこに作家の鋭い批評性が垣間見えます。
'00ジェネレーションの中でも現在、最も注目すべき日本の映像作家です。
今回は泉太郎の新作の映像作品を展示するほか、1階店舗にもそこここに気配を配置したりパフォーマンスを行う予定です。同時に館内の喫茶&スナック「MAGIC ROOM??」(NADiff A/P/A/R/T 4F)でも展示を行います。
どうぞお楽しみください。
「町の夜景は美しいけれど、夜景を作ろうとして、その風景は生まれたわけではなく、町を作る過程で生まれて、また常にそこに生活する人々によって変化しています。そういう意味では自然の造形のバランスと、同じようなところがあります。自然の造形も美しさを目的としていなくても、毎日の過程で手に入れた形です。僕が何を作るのかというと、作ることを目的にしなくても偶発的な過程で造形される、時にキメラ的なものか、あるいは作ることを目的にしているにもかかわらず、なにも作らないかのどちらかだと思います。そうでないと、おまえが作ったんだろ、と指をさされてうつろな目でニヤニヤするしかなくなりそうだからです。
また、今回は店舗内での、一見違和感のある行動を、カタログの発売という機会に合わせて、発表できればと思っています。」 泉太郎
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企画協力:hiromiyoshii
同時開催:MAGIC ROOM??(NADiff A/P/A/R/T 4F) 2月7日(土) - 3月7日(土)
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泉太郎作品集「1P」刊行!!
展覧会の記録というよりも、展覧会をより楽しむ為のガイドブック的な内容となります。展覧会期間中にカタログを予約・購入頂いた方には、カタログの一頁に作家のドローイングが入ります。MUST BUY!
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これにあわせてエッセイ集、作品集が2タイトル刊行!!
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