第44回木村伊兵衛写真賞 受賞記念
岩根愛 × 大森克己 × 町口覚 トークイベント

出 演 : 岩根愛(写真家)、大森克己(写真家)、町口覚(グラフィックデザイナー、パブリッシャー)

日 時 : 2019年3月30日[土] 18:00-20:00 (開場 17:45)

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会 場:NADiff a/p/a/r/t
定 員:70名
入場料:1,000円

 

●概要

 
NADiff a/p/a/r/tでは、写真家・岩根愛の第44回木村伊兵衛写真賞の受賞を記念して、トークイベントを開催いたします。
木村伊兵衛写真賞は、日本の写真の発展に尽くした木村伊兵衛氏の業績を記念して設立され、著名な写真家を数多く輩出してきた写真賞です。2018年に発表した、写真集『KIPUKA』(青幻舎)、写真展「FUKUSHIMA ONDO」(kanzan gallery)の活動が評価され、第44回木村伊兵衛写真賞を受賞いたしました。
 
ハワイにおける日系文化、とくに「ボンダンス」に魅了された岩根。彼女が関心を寄せたのが、日系移民によって歌い踊り継がれる代表曲、「フクシマオンド」の原曲の地である福島とのつながりでした。日系移民によってハワイに根付いたボンダンスと、東日本大震災で移住を余儀なくされた福島の人々が守り続ける盆踊り。写真集『KIPUKA』は、12年に渡ってハワイと福島に通い続け、そこに在る人々の想いと土地の声をたぐり寄せ、結び合わせるように紡がれた写真集です。
 
トークイベントでは、写真家の大森克己、グラフィックデザイナー/パブリッシャーの町口覚をゲストに迎えます。大森克己は、2011年春に東京から福島へ旅をして、写真集『すべては初めて起こる』(マッチアンドカンパニー)を制作しました。『KIPUKA』と『すべては初めて起こる』の2冊の写真集を手掛けた町口覚とともに、岩根愛の活動と写真集『KIPUKA』について掘り下げていきます。
 

協力:青幻舎


 

●EVENTご参加方法

 
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております



※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
 


 

●商品情報1
 
第44回木村伊兵衛写真賞受賞作『KIPUKA』

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著 者:岩根愛
編集・造本設計:町口覚
デザイン:浅田農(MATCH and Company Co.,Ltd.)
編集協力:姫野希美

版 元:青幻舎
発売日:2018年11月
判 型:303mm × 225mm
総 頁:168頁
仕 様:上製
定 価:本体7,000円+税
 


 

●商品情報2
 
大森克己写真集『すべては初めて起こる』

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著 者:大森克己
造本設計:町口覚
版 元:マッチアンドカンパニー
発売日:2011年
判 型:460mm×380mm
掲載写真:15点
エディション:350
定 価:本体18,000円+税
イベント当日のみ、限定価格(税込12,000円)で販売致します!


 

●Profile

 
岩根愛(いわね・あい)/写真家
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東京都出身。1991年単身渡米、ペトロリアハイスクールに留学。オフグリッド、自給自足の暮らしの中で学ぶ。帰国後、アシスタントを経て1996年に独立。雑誌媒体、音楽関連等の仕事をしながら、フィリピンのモンテンルパ刑務所(2010)、ロシアのニクーリンサーカス(2011)、台湾の三峡台北榮民之家(2012)など、世界の特殊なコミュニティでの取材に取り組む。2006年以降、ハワイにおける日系文化に注視し、2013年より福島県三春町にも拠点を構え、移民を通じたハワイと福島の関連をテーマに制作を続ける。2018年、初の作品集『KIPUKA』(青幻舎)を上梓。
 
 
大森克己(おおもり・かつみ)/写真家
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1963年兵庫県神戸市生まれ。1994年「GOOD TRIPS, BAD TRIPS」で第3回写真新世紀優秀賞を受賞。近年は個展『sounds and things』(2014 MEM)『when the memory leaves you』(2015 MEM)『山の音』(2018 テラススクエア)を開催。東京都写真美術館『路上から世界を変えていく』(2013)、チューリッヒのMuseum Rietberg『GARDENS OF THE WORLD 』(2016)などのグループ展に参加。主な作品集に『サルサ・ガムテープ』(リトルモア)、『サナヨラ』(愛育社)、『すべては初めて起こる』(マッチアンドカンパニー)など。YUKI『まばたき』、サニーデイ・サービス『the CITY』などのジャケット写真や『BRUTUS』『SWITCH』などのエディトリアルでも多くの撮影をおこなっている。
 
 
町口覚(まちぐち・さとし)/グラフィックデザイナー、パブリッシャー
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1971年東京都生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。森山大道、蜷川実花、大森克己、佐内正史、野村佐紀子、荒木経惟などの写真集をはじめ、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、文芸作品の装丁などを幅広く手掛け、常に表現者たちと徹底的に向き合い、独自の姿勢でものづくりに取り組んでいる。2005年、自ら写真集を出版・流通させることに挑戦するため、写真集レーベル「M」を立ち上げると同時に、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年より世界最大級の写真の祭典「PARIS PHOTO」にも出展しつづけ、世界を視野に“日本の写真集の可能性”を追求している。2009年・2015年に造本装幀コンクール経済産業大臣賞、2014年東京TDC賞など国内外の受賞多数。
 


 

●お問い合わせ

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NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977

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