加藤泉『絵と彫刻』-KATO IZUMI [ PAINTINGS AND SCULPTURES ]

※レセプションは初日ではありません。ご注意下さい。

《オープニング・レセプション》
6月11日[土] 15:00-16:00
《トーク・イベント》
加藤泉 × 青野和子(原美術館 主任学芸員)
6月11日[土] 16:00-17:00
※同日18:00-20:00 ARATANIURANO オープニング・レセプション

《ギャラリー・トーク》
加藤泉 × 金正のどか(リンデン)
6月25日[土] 16:00-18:00

いずれも NADiff a/p/a/r/t 店内 にて
入場無料(予約不要)
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

 

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「無題」
2011 / 木、石、アクリル絵具 / H 41 x W 11.5 x D 9.5 cm

   
  

●概 要

   
加藤泉は、アートシーンの中でいま最も活躍している作家の一人です。
2007年ヴェネツィア・ビエンナーレの企画展に参加したのちも、つい先ごろの箱根彫刻の森美術館で大型個展(2010.9-2011.1)を成功裏に終えるなど、話題は尽きません。

暗褐色の筆致や人間と植物との混生や荒々しい木彫とその彩色が特徴の加藤の作品は、異形の生命体 -胎児とも異星人とも見える- のとびきりユニークな表現として、人間の形をしながら、生命の原初的なかたちを想像させます。
油彩と彫刻と、素材や技法が異なっても、加藤の発想や表現したいことの根本は(コンセプトは)一貫していることがよくわかります。

この度は、加藤泉の最初のモノグラフの刊行とあわせて、ソフトビニール製彫刻作品が発表されます。フィギュアの制作チーム「リンデン」と作家との綿密なコラボレーションによって手彩色の限定フィギュアが出来上がりました。
限定120部のモノグラフ特装版にのみ付くもので、1点1点がこの世界にひとつしか存在しないオリジナル作品です。加藤泉のエッセンスが小さいソフトビニールにぎゅっとつまったつるつるの表面はグロテスクなのに何故かとてもチャーミングです。

ナディッフ・ギャラリーでは、そうした加藤泉の最新の仕事として、彫刻(小)、ドローイング、ソフトビニール製彫刻作品の制作過程で出てきたもの(原型、金型 etc.)を発表します。是非ご高覧ください。

企画協力:ARATANIURANO・青幻舎 / 協力:リンデン / 展示協力:オビツ製作所

   



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●関連書籍

《作品集》加藤泉『絵と彫刻』 3,990円(税込)
発行:青幻舎 / デザイン:重実生哉 / 編集:隈 千夏
言語:和英対訳 / B5判 2分冊・函入り(「絵」編:120P /「彫刻」編:64P)

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〈特装版〉加藤泉『絵と彫刻』 +ソフトビニール製彫刻作品* 52,500円(税込)
限定120部(エディション番号入り)

*ソフトビニール製彫刻作品(リンデン製)
H 195mm × D 105mm × W 95mm / 台座直径:75mm
作家により1点1点手彩色されたオリジナル作品です。

>> リンデン blog
   


●同時開催

『絵と彫刻』 加藤泉作品集出版記念展 ARATANIURANO 6月11日[土]-7月16日[土]


●Profile

   
加藤泉  Izumi Kato
   

1969年 島根県生まれ。画家。
1992年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

1995年 藍画廊(東京)で個展。
その後も個展やグループ展で発表を続け、「人のかたち」をした絵画作品で注目を集める。
2004年の「lonely planet 孤独な惑星」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)では立体作品を発表。

その後、
2007年「第52回ヴェネティア・ビエンナーレ国際企画展」
2010年「絵画の庭 -ゼロ年代日本の地平から」国立国際、大阪
2010年「日々に問う」箱根彫刻の森美術館、神奈川   他、国内外のグループ展多数。

原美術館ほかにて収蔵。
   


 

●お問い合わせ

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NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977

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