田中功起 「サウンド・テストほか」 Koki Tanaka ; Sound Test etc.

ギャラリー・トーク
4月28日[土] 17:00-18:30
田中功起×青木淳(建築家)×保坂健二郎(東京国立近代美術館 学芸員)
*終了いたしました。 

 
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©Koki Tanaka
©Koki Tanaka

 


 

●概 要

 
映像とインスタレーションを中心に、日常のふとした瞬間を見つめ続けるアーティスト・田中功起。リニアな時系列の中で何事かとして完結するようにみえる「出来事」が、それ自身本来もつ脱臼的な性質やくすっとした笑いを丹念に掬い上げます。
パリでの個展や国内でのたて続けの展覧会など活動が目白押しのアーティストですが、このたび10年間の作品を網羅した作品集が刊行されます。
ナディッフでは新作の上映とインスタレーションの展示、上映タイトルが収録されたDVDつき限定作品集の発売をおこないます。
 
協力: 青山|目黒, Akio Nagasawa Publishing
 
 


 

●Artist Statement


 
偶然がたくさんあつまると必然になります。必然がたくさんあつまると当然になります。当然がたくさんあつまると全然になります。そして全然がたくさんあつまると自然になり、自然がたくさんあつまるとまた偶然になります。今回初めて作品集を出すことになりました。約10年という年月がまとまっているこの本は、ぼくのなかの偶然がたくさんつまってます。未発表のサウンド・テスト(ビデオ)と水の写真、立体なども合わせて展示の予定です。ぜひ作品と作品集を御覧ください。
 
 


 

●PROFILE

 
田中 功起 KOKI TANAKA
 
1975生まれ
■教育とレジデンス
1998 ウィーン芸術アカデミー(オーストリア)に短期留学
2000 東京造形大学造形学部美術科絵画専攻卒業
2004 アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成によりロケーション・ワンに参加、ニューヨークに滞在
2005 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
2005-2006 ポーラ美術振興財団の助成およびフランス政府給費留学生としてパヴィリオン(パレ・ド・トーキョー)に参加、パリに滞在
■個展
2007
「立てることと倒すこと」モジュール、パレ・ド・トーキョー、パリ、フランス
「いままでのこと、さいきんのこと、これからのこと」上野の森美術館ギャラリー
2005
「原因が結果」ナディッフ、void+、東京
■主なグループ展
2007
「夏への扉、マイクロポップの時代」(企画:松井みどり)、水戸芸術館、水戸(カタログ)
「笑いのすべて」(企画:片岡真美)、森美術館、東京(カタログ)
「国立新美術館開館記念展、20世紀美術探検 アーティストたちの三つの冒険物語」(企画:南雄介)、国立新美術館、東京(カタログ)
2006
「2006台北ビエンナーレ、ダーティ・ヨガ」(企画:ダン・キャメロン+ジュン・ジャー・ワン)、台北市立美術館、台湾(カタログ)
「Pawel Althamer, In the Centre Pompidou」、Espace315、ポンピドー・センター、パリ、フランス(カタログ)
「Welcome to Heterotopia!」(企画:パスカル・ブース)、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006、越後妻有6市町村、新潟(カタログ)
「Fast Futures: Asian Video Art – New Works by Three Artists」、ジャパン・ソサイエティ、NY、アメリカ
「Le Cabane」パレ・ド・トーキョー、パリ、フランス
「Radio Kills The Video Stars」FRAC Champagne-Ardenne, ランス, フランス
 
 


 

●お問い合わせ

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