鷹野隆大 インストア

営業日:木、金、土、日、祝

営業時間:13-19時

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Ryudai Takano

 

●開催概要

 
この度NADiff a/p/a/r/tでは、国立国際美術館で開催中の「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」(2021年6月29日-9月23日)にあわせ、店内にて作家本人とご一緒に計画した「鷹野隆大 インストア」を開催いたします。
鷹野隆大は、木村伊兵衛写真賞受賞作『IN MY ROOM』(2005年刊行)に代表される、ジェンダーやセクシャリティをテーマとした作品を発表する一方、「毎日写真」と名付けたプロジェクトでは、1998年から毎日欠かさず写真を撮ることを自分に課すことで、制度化された眼差しや、写真という媒体の特性とその限界について考察を重ねてきました。国立国際美術館で開催中の「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」は、その「毎日写真」を主軸としながら、ジェンダー・セクシャリティ系の出世作や、日本特有の無秩序な街並みの写真「カスババ」、定点観測的な「東京タワー」、東日本大震災が契機となり近年注力する影の作品とインストラクションの約130点を時系列に展示した初の大規模な個展となっております。

今回NADiff a/p/a/r/t で開催する「鷹野隆大 インストア」では、近年注力する影をテーマにした作品を、店内窓ガラス部分に高さ約3メートルの大型作品として展示いたします。また、国立国際美術館の個展から派生した実験的な作品を展示するほか、最新作品集となる『Copy Book』(版元:GOLIGA)や、写真集『KIKUO』(版元:LIBRARYMAN)のプリント付きスペシャルエディション、プリントエディション『Nylon』(版元:Editions Works)の展示販売も行います。「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」展に際し制作されたTシャツのNADiff限定カラーも販売予定です。(限定数、多色展開につき店舗のみの販売となります。)

NADiff a/p/a/r/tの店内に鷹野隆大の大型作品が出現し、新刊作品集や今までの出版物などの関連書籍とともに作家の変遷を辿りつつ、作家の新しい試みの場として「鷹野隆大 インストア」を展開いたします。国立国際美術館で開催中の「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」とあわせて、ぜひご覧ください。

 

協力:国立国際美術館 GOLIGA Yumiko Chiba Associates twelvebooks Editions Works

 


 
 

●関連イベント
 
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「鷹野隆大 インストア」TALK EVENT

出 演 : 鷹野隆大、アイヴァン・ヴァルタニアン
日 時 : 2021年8月21日[土] 19:00-20:30(開場 18:45)
会 場:NADiff a/p/a/r/t ※オンライン配信はございません
定 員:20名
入場料:1,100円(税込)

>>詳細・ご予約
 
 


 

●商品情報

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展覧会図録DAILY PHOTOGRAPHS 1999-2021

国立国際美術館で開催されている、鷹野隆大の展覧会「毎日写真 1999-2021」の公式図録。
 
発行: 国立国際美術館、朝日新聞社
価格:3,300円(税込)
W246×H290mm/181頁
>> NADiff ONLINE
 
 
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Copy Book

今回のフェアにあわせて発売となる最新作品集。
コピー機をカメラにし、鷹野自身の身体など限られた素材を使った実験的なイメージ群。
鷹野作品の新しい側面を見せている。
 
発行:GOLIGA
価格:3,300円(税込)
部数:500部限定
A4変形/モノクローム印刷(表紙:カラー)/100頁
>> NADiff ONLINE
 
 

KIKUO (RECLINING WOO-MAN)

芸術の世界では無視されがちなタイプの裸体を独特の描写で表現した、注目のシリーズ『ヨコたわるラフ』(1997–2001)を収録した一冊。タイトルはヨーロッパの古典絵画によくある「横たわる裸婦」のパロディであるが、作品はそうではない。キクオと出会う前から自らの美意識の可視化に取り組んでいた作者は、キクオとの出会いにこの探求を放棄するほどの衝撃を受けたという。ソファベッドに寝そべる、がっしりした全裸の中年男性、キクオ。それはまるで、ローマ神話の軍神マルスが美の女神として降臨したのに近い体験だったに違いない。キクオはそれから10年に渡って作者の創作意欲を刺激し続けた。
 
発行:LIBRARYMAN
価格:通常版4,400円(税込) スペシャルエディション55,000円(税込) ※額装込み77,000円(税込)
部数:通常版500部 スペシャルエディション30部(プリント2種・各15部)
200 x 274 mm/モノクローム印刷(ポスター付き)/28頁
>> NADiff ONLINE(通常版)
>> NADiff ONLINE(スペシャルエディション)
 
 
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エディション作品『Nylon』

2013年に制作された、鷹野隆大の初めてのシルクスクリーン作品シリーズ。
写真はリアルにものを写し取るだけでなく、時間の流れを写し取っていく。
写し取られた時間がコマ割りの形で配置され、シルクスクリーンによりリアルなトーンで再構築されている。
そして一方、リアルなトーンの中から、あるトーンだけを抜き出して刷ることで、平行して同時に流れる別の時間も出現させているかのよう。
 
版元:有限会社Editions Works
価格:30,800円 (税込) ※額装込み46,200円(税込)
技法:シルクスクリーン 6版6色
用紙:かきた 300g
edition: 20
イメージサイズ:140×407mm
シートサイズ:295×577mm
 
 
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ノートブック

国立国際美術館「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」に合わせて制作されたノートブック。
個展のポスターに掲載されているイメージが表と裏の絵柄になっている。
 
販売元:GOLIGA
価格:1,650円 (税込)
A4リング綴じノート/52頁
>> NADiff ONLINE
 
 

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オリジナル Tシャツ(NADiff限定カラー)

鷹野隆大による4x5ネガフィルムのフォトグラム作品がプリントされている。フォトグラムとは、写真機を使用せずに暗室で直接フィルムに感光させる技法。近年、写真の原点に戻ることとなり、作家が力を入れているテーマである「影」のモーティフをTシャツに施した。露光秒数がそれぞれの絵柄のタイトルになっている。NADiff限定カラーを販売。
 
販売元:GOLIGA
価格:4,400円 (税込)
※画像はイメージです。限定数、多色展開につき店舗のみの販売となります。


 

●展覧会情報

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鷹野隆大 毎日写真1999-2021

 
会場:国立国際美術館
会期:2021年6月29日(火)– 2021年9月23日(木・祝)
>>詳細


●プロフィール
鷹野隆大 / Ryudai Takano

写真家。1963年福井県生まれ。1994年からセクシュアリティをテーマに作家活動を開始。女か男か、ホモかヘテロかといった二項対立の狭間にある曖昧なものを可視化することを試みた作品集『IN MY ROOM』(2005)で木村伊兵衛写真賞を受賞。その後は同テーマをポルノグラフィカルな形式を通して探求したシリーズ『男の乗り方』、記録を目的とした撮影が無防備なセクシュアリティの表出を招いた『おれと』など、性欲という“下半身の問題”をアイデンティティや社会規範との関わりのなかで捉える作品を発表している。他に、“市場価値のない”身体イメージを集めたシリーズ『ヨコたわるラフ』、極めて身近でありながら顧みられることのない日本特有の都市空間を写した『カスババ』など、視覚表象における価値のヒエラルキーを問う作品シリーズがある。2011年の東日本大震災以降は影をテーマに種々の作品に取り組んでいる。


 

●お問い合わせ

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NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977


※当面の間、営業日と時間を変更いたします。
営業日:木、金、土、日、祝
営業時間:13-19時 

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