カレル・チャペック『マクロプロスの処方箋』日本語訳刊行記念トークイベント

 

  • チャペック新刊書影

    チャペック新刊書影

 

●開催概要

 
この度、NADiff modernでは、カレル・チャペック『マクロプロスの処方箋』(岩波書店)の刊行を記念して、本書の訳者である阿部賢一さんをお迎えし、トークイベントを開催いたします。
チェコの作家カレル・チャペック(1890-1938)は、SF戯曲『ロボット RUR』や童話『長い長いお医者さんの話』など、多様なジャンルの書き手として知られています。近年では、疫病と戦争を題材にした戯曲『白い病』によって、彼の先見性が世界的に注目されています。
今回、戯曲『マクロプロスの処方箋』(1922)の日本語訳が刊行されるのに併せて、ヤナーチェク作曲のオペラなどでも取り上げられた、不老不死をめぐる本作の魅力についてお話頂きます。
奮ってご参加ください。
 
協力:チェコセンター東京
 
●同時開催

特別設置“詩を配るロボット”
設置期間:2022/7/29(金)~8/28(日)
 

この夏、「街角詩人ロボット」=“詩を配るロボット” がNADiff modernに登場します!
当店の入り口にて、チャペックの戯曲『ロボット(R.U.R.)』から着想を得たロボット型ガチャが常駐し、詩と菩提樹の種を配ります。
NADiff modern店内では、チャペックのグッズや書籍を集めたフェアも同時開催いたします。こちらもどうぞお楽しみくださいませ。

 
 


 
 

●カレル・チャペック『マクロプロスの処方箋』日本語訳刊行記念トークイベント


話し手:阿部賢一(東京大学准教授・『マクロプロスの処方箋』訳者)
日 時:8月27日(土) 14:00 – 15:30(開場 13:45)     
定 員:30名
会 場:渋谷Bunkamura 地下1階特設会場

※NADiff modernにご来店ください。スタッフが会場へご案内いたします。

トーク終了後にサイン会がございます。イベントにご参加の方で『マクロプロスの処方箋』(岩波書店)ほか、カレル・チャペックの著作をナディッフモダンにてご購入頂いた方が対象となります。奮ってご参加下さい。
 

イベントチケット:新刊『マクロプロスの処方箋』書籍つき参加券・・・1660円(税込)→書籍なし参加券より100円お得
         書籍なし参加券・・・1100円(税込)
発売日:8月4日(水)15時~
お申込み方法:MY Bunkamuraにて販売いたします。
★書籍付き参加券お申込みはこちら→書籍付き
★書籍なし参加券お申込みはこちら→書籍なし

 
 


 
 

●Bunkamura館内でのイベント参加につきまして

 
▼会場内での感染予防対策
・お客様用の手指消毒液を各入り口に設置しております。
・ソーシャルディスタンスを保った座席配置を致します。

▼館内では以下の対策を行っております
・スタッフのマスク着用
・スタッフのこまめな手洗い、うがい、手指の消毒
・消毒液使用し、こまめな店内清掃
・接客時にはお客様との一定距離の確保
・レジカウンターに透明シートを設置

▼ご来館のお客様には以下のご協力についてお願いしております
・館内でのマスクの着用をお願いいたします。
・入館時には手指の消毒をお願いいたします。
・発熱や咳、全身痛などの症状がある場合、ご自身の体調に不安のある場合は、
くれぐれもご無理なさらずご来館をお控えいただきますようお願い致します。
 
 
 


 
 

●書籍紹介

 
チャペック新刊書影
 
著 者:カレル・チャペック
訳 者:阿部賢一
発売日:2022年8月10日
刊 行:岩波書店
判 型:文庫
頁 数:204頁
価 格:660円(税込)
 
「――だって、死ぬのがとてつもなく怖いの。」莫大な遺産の相続を巡り、百年続いた訴訟の判決が出る日。関係者の前に突如現れた美貌のオペラ歌手エミリア・マルティは、なぜか誰も知らなかった遺書の所在を言い当て——。緊迫する模擬裁判でついに明かされた、「不老不死」の処方箋とは? 現代的な問いに満ちた名作戯曲。
 
 


 
 

●Profile

 
カレル・チャペック(Karel Čapek, 1890-1938)
大戦間期のチェコスロヴァキアを代表する作家、戯曲家、ジャーナリスト。日刊紙『リドヴェー・ノヴィヌィ』の記者として活躍しながら、SF、園芸エッセイ、哲学小説、児童文学など、多種多様なジャンルを手がけた。「ロボット」という語は戯曲『ロボット RUR』から世界に広まった。その他の代表作に『園芸家12カ月』、『長い長いお医者さんの話』、『山椒魚戦争』、『白い病』など。ほとんどの作品が日本語に訳出されている。

 
阿部賢一(あべ・けんいち)
東京大学准教授。専門は、中東欧文学、比較文学。著書に『複数形のプラハ』(人文書院)、『カレル・タイゲ ポエジーの探求者』(水声社)、訳書にチャペック『白い病』、『マクロプロスの処方箋』(岩波文庫)、『ロボット RUR』(中公文庫)、フラバル『わたしは英国王に給仕した』(河出文庫)、ハヴェル『通達/謁見』(共訳、松籟社)、オウジェドニーク『エウロペアナ 二十世紀史概説』(共訳、白水社、第一回日本翻訳大賞受賞)など。
 
 


 
 
 

●お問い合わせ

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150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura B1
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