森村泰昌の絵画館
―MoriP100プロジェクト/モリムラが手がけるマルチプルアートの新機軸―

月曜日定休 ※月曜が祝日の場合は翌日
 

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©YASUMASA MORIMURA


●展覧会概要

 
この度、NADiff Gallery、およびNADiff Window Gallery では、美術家・森村泰昌の手掛けるマルチプル最新作「モリムラ絵画館」をご紹介します。
森村はマルチプルプロジェクト“MoriP100”を2017年から開始し、第一弾をアンディ・ウォーホル、第二弾はフリーダ・カーロがテーマとなり、賑々しいラインナップで発表されました。そして今回は、肖像 画の絵画作品をテーマにした「モリムラ絵画館」が展開されます。
新作「モリムラ絵画館」は、ミニチュアのモリムラ絵画計6点が、輸送用のクレート(実際の作品輸送時に使われる保護用の函)に収納され、オリジナル作品の気分を演出する、細部の再現性に優れたマルチプルです。6点の肖像画作品は、デューラー、モナリザ、ベラスケス、フェルメール、ゴッホ、ルソーという作品群で、購入者はミニチュア空間で絵画館を作ることができる、夢のような仕立てを堪能できるキットです。

森村のプロジェクト“MoriP100”とは、合計100種類のマルチプル作品を、1アイテムにつき各100点制作し、のべ一万人に一万個を手渡していくという、壮大なプロジェクトです。森村は、「マルチプルとは、商品以上、作品未満のプロダクトである」と言い、豪華一点主義の「作品」でもなく、社会のニーズに合わせて無際限に生産する「商品」でもない、マルチプルの位置取りに関心を寄せています。芸術を作り出す側と芸術を受容する側の、もっとも良好な関係性を目指し、“21世紀を生きる芸術家の良心”として100点限定のマルチプル“MoriP100”が構想されました。

マルチプルを解釈する森村の視点の中にある、美術史への批評とアンチテーゼ、そして遊び心が、ひとつひとつのアイテムの中に盛り込まれています。森村の手掛けるマルチプルアートの新機軸、ぜひ会場でお手に取ってご覧下さい。


●TALK EVENT
森村泰昌の絵画館
―MoriP100プロジェクト/モリムラが手がけるマルチプルアートの新機軸― トークイベント

2018年6月24日[日] 13:00-15:00(開場12:45)

出 演=杉田敦(美術批評)×森村泰昌

会 場:NADiff a/p/a/r/t 店内
定 員:70名
入 場:1,000円
予約制:TEL. 03-3446-4977

EVENTご参加方法
ご希望日、ご参加を希望される方のお名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、メールにてご予約ください。
お電話でも承っております。TEL : 03-3446-4977
※当日キャンセルはかたくお断りしております



※受信制限をされている方は、当店からのメールを受信できるよう設定お願いいたします。
 


 

●商品情報
MoriP100/第3弾(プロジェクト番号:MoriP100#015-020)

シリーズ名 : モリムラ絵画館(肖像画シリーズ)
MORIMURA PINACOTHECA : The Portrait Gallery
制作 : ステュディオ・パラボリカ

moriP

1   #015/自画像の美術史(デューラーの手は、もうひとつの顔である) 
2   #016/はじまりとしてのモナリザ
3   #017/美術史の娘(王女A
4   #018/フェルメール研究(振り向く鏡)
5   #019/肖像(ゴッホ)
6   #020/自画像の美術史(子供のためのアンリ・ルソー)

印 刷:ジークレ(キャンバスプリント)
サイズ:F0号
特 典:サインとエディションナンバー入り・作品キャプションシート付き
発売日:2018年6月9日
価 格:25,000円(税別)

★特別仕様のBOXセット(今期限定20セット)※変更の可能性有り
特製クレート型BOXと6点のジークレのセット
価格 : 185,000円(税別)
 
>> ONLINE SHOPご購入
お問い合わせ:NADiff a/p/a/r/t TEL 03-3446-4977

 


 

●同時開催
森村泰昌展『高く、赤い、中心の、行為』

会場:MEM(NADiff A/P/A/R/T 同ビル3階)
会期:2018年6月9日[土]~7月8日[日] 営業:12:00-20:00
定休日:月曜休廊[月曜祝日の場合は営業し、翌日休廊]

>>Web


●お問い合わせ

ap_logo

NADiff a/p/a/r/t
150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL. 03-3446-4977