原田裕規『とるにたらない美術——ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』刊行記念ブックフェア

 

会 期 : 2024年2月2日[金] -2024年2月18日[日]

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日火曜休み)

営業時間:12-20時  ※2⽉17⽇(⼟)はイベントのため19時閉店



 

●開催概要

 
この度、NADiff a/p/a/r/tでは、新進気鋭のアーティスト、原田裕規の著書『とるにたらない美術──ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』(ケンエレブックス)の刊行を記念して、著者による選書フェアを開催いたします。原田裕規は、とるにたらないにもかかわらず、社会のなかで広く認知されている視覚文化をモチーフに、写真や映像、パフォーマンスなど、多岐にわたる表現で作品を制作しています。2023年11月に刊行となった『とるにたらない美術──ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』に続き、12月には『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』を上梓、2024年2月には、2013年に刊行された『ラッセンとは何だったのか? 消費とアートを越えた「先」』(フィルムアート社)が復刊し、『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』として刊行。本フェアでは3つの新刊と著者による選書をご紹介いたします。

 


 

●書籍情報

 

とるにたらない美術 ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ

発行年: 2023年11月
発行元: ケンエレブックス
編集: 五十嵐健司
仕 様: 四六判変型、352頁
価 格:2,860円(税込)
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評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家

発行年: 2023年12月
発行元: 中央公論新社
仕 様: 四六判、384頁
価 格:3,300円(税込)
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ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]

発行年: 2024年2月
発行元: フィルムアート社
サイズ: 四六判
仕 様: 並製、272頁
編 著: 原田裕規
言 語: 日本語
石岡良治/上田和彦/大野左紀子/大山エンリコイサム/加島卓/河原啓子/北澤憲昭/木村絵理子/暮沢剛巳/斎藤環/椹木野衣/千葉雅也/土屋誠一/中ザワヒデキ/速水健朗/星野太=著
価 格:2,640円(税込)
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●PROFILE

 

原田裕規(ハラダ ユウキ)

1989年生まれ。アーティスト。
とるにたらないにもかかわらず、社会の中で広く認知されている視覚文化をモチーフに作品を制作している。2019年以降は断続的にハワイに滞在し、「ピジン英語」に代表されるトランスナショナルな文化的モチーフに着目。写真、映像、パフォーマンス、CGI、執筆など、多岐にわたる表現活動をおこなっている。
主な個展に「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」(日本ハワイ移民資料館、2023年)、「KAAT アトリウム映像プロジェクト」(KAAT 神奈川芸術劇場、2023年)、「Unreal Ecology」(京都芸術センター、2022年)、「アペルト14 原田裕規 Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021年)。単著に『評伝クリスチャン・ラッセン』(中央公論新社、2023年)、『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023年)、編著に『ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]』(フィルムアート社、2024年)。TERRADA ART AWARD 2023で神谷幸江賞を受賞。作品収蔵先に広島市現代美術館、日本ハワイ移民資料館など。
2013年に武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業、2016年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として2017年にニュージャージーに、2021年にハワイに滞在。
https://www.haradayuki.com/
 
 


 

●お問い合わせ

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