「写真新世紀展 2019」スペシャルイベント
ポール・グラハム レクチャー / リネケ・ダイクストラ&サンドラ・フィリップス トークショー

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「写真新世紀展 2019」スペシャルイベント
ポール・グラハム レクチャー /リネケ・ダイクストラ&サンドラ・フィリップス トークショー


本年度の審査員、ポール・グラハム氏、リネケ・ダイクストラ氏、サンドラ・フィリップス氏によるレクチャー/トークショーを2部構成で開催します。 第1部は、現代写真界の巨匠ポール・グラハム氏の待望の新刊『Mother』(MACK)を記念したレクチャー(写真集購入の方を対象にサイン会有)を行います。 第2部は、写真家リネケ・ダイクストラ氏とサンドラ・フィリップス氏のトークショーを開催します。数々の魅力溢れるポートレート作品を発表しているリネケ・ダイクストラ氏。新たな写真表現を希求し、静止画・動画の境界に迫るように取り組んだヴィデオ作品「泣く女」を含め、多数の作品をご紹介いただきます。
 
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● 日程
 
日 程:2019年11月9日(土)
時 間:第1部 14:00 – 15:30
    第2部 16:00 – 17:30
会 場:東京都写真美術館 1階ホール
ゲスト:ポール・グラハム(第1部) / リネケ・ダイクストラ、サンドラ・フィリップス (第2部)
料 金:無料 ※要事前予約 / 入れ替え制
定 員:先着180名
 
[第1部] ポール・グラハム氏(写真家)新作『Mother』出版記念レクチャー
写真集販売、サイン会(写真集購入者を対象にサイン会あり)
 
[第2部] リネケ・ダイクストラ氏(写真家)& サンドラ・フィリップス氏(SF MoMA名誉キュレーター)
トークショー「ポートレートのかがやき」
 


 
● 展覧会情報
 
「写真新世紀 2019」
開催期間:2019.10.19(土)—11.17(日)
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
料 金:入場無料
 
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● 書籍紹介
 
「MOTHER」 Paul Graham
 
発売日:2019年
刊 行:MACK
判 型:240 x 315 mm
頁 数:60頁
価 格:7,500円+税
 
イギリス人フォトグラファー、ポール・グラハム(Paul Graham)の作品集。印象派のホイッスラーから、フロイトの孫にして戦後ポートレイト画の代表であるルシアン・フロイド、セザンヌにホックニー、新古典主義の巨匠アングル、そしてゴーギャンと、芸術家が自分の母親を描くことは美術史の1つの伝統となっている。残酷なほど忠実に母親を描写したデューラーはこう述べている。「最も小さな皺や血管でさえも、決しておろそかにしてはならない。」
ポール・グラハムにとって、2014年に発表した『DOES YELLOW RUN FOREVER?』以降最初の大きな作品となった本作『MOTHER』は、イギリスの養護施設に入居している年老いた母親が椅子に座っている姿を捉えたポートレイト・シリーズである。作者のカメラはほとんど動かない。どのイメージにも、目を閉じて眠る母親が写っている。花柄の花瓶、ピンクやラベンダー色のカーディガンなど、人生の終わりを思わせる優しい色彩が使われている。たった一つの窓から差し込む日の光は、柔らかく自然で、安定している。観る者を「楽しませる」ことに対し全く意識していないこの写真群を見ていると、片方の目からもう片方の目へ、ほどけた糸からボタンへ、そして少しだけ外側にはねているひと房の髪へと、慎重に選ばれたフォーカスが微妙に移り変わっていることにやがて気が付く。控えめなディテールを通じて、時間が静止したようなイメージの中に少しずつ衰えていく命の光が表現されている。そっと見つめている内に、激しい共感が沸き上がり、心が揺さぶられる。
本作の主な主題は、人はいつか死ぬということ、人生の最期とはどういうことかをゆっくりと解き明かすことである。それだけでなく、イメージの核には二重性がある。生と死、そして子どもと親という役割の交代?見守られてきた者が今度は見守る側になり、創られた者が創る者になるのである。
 


 
● プロフィール
 
ポール・グラハム(Paul Graham)
イングランド、スタンフォード出身。ニューヨーク在住。作品は 35 年以上にわたって世界中で展示されており、2009 年のニューヨーク近代美術館での個展や、 2010 年のホワイトチャペル・ギャラリーでのキャリア中盤の作品を集めた回顧展は特に有名。また、第 49 回ヴェネツィア・ビエンナーレや、テー ト・ギャラリーが 20 世紀の写真家をテーマにして主催した「Cruel and Tender」などの著名なグループ展にも参加。写真集を 20 冊以上出版し、中でも代表作『a shimmer of possibility』(2008 年刊 ) はパリ写真賞の過 去 15 年で最も価値ある写真集として選出された。グッゲンハイム奨励金 やドイチェ・ベルゼ写真賞のほか、写真界最高の栄誉とされるハッセル ブラッド国際写真賞など、受賞歴も多数。
 


 
●店舗情報
 
ナディッフ バイテン
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F
TEL:03-6447-7684 FAX:03-6447-7694
定休日:月曜日
営業時間:10:00-18:00 ( 木・金10:00-20:00 )
 


 

DETAIL


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153-0062
東京都目黒区三田1-13-3 東京都写真美術館2F
TEL&FAX.

OPEN 10:00 – 18:00 (木・金 -20:00)
定休日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日)

地下鉄日比谷線「恵比寿駅」
JR「恵比寿駅」東口改札より徒歩約7分

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●お問い合わせ

 
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153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL:03-6447-7684 FAX:03-6447-7694

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