栗林隆『Takashi Kuribayashi』
水中から空を眺めた写真をレイアウトした表紙からはじまるアーティスト栗林隆の作品集。「境界線」を意識しつつ、それを「自由」に行き来しながら事物の違った側面を露わにしてゆく栗林。そのアクトとアティテュードがアーティストにとってもっとも重要なことがらであるという確信を持つ作家の多様なプロジェクトを美しい写真図版で集録。
2013.5 / Bueno! Books / 220×290mm / 112頁 / フルカラー / 8,400 円(税込)
『BLACKS』
黒を重要な要素として作品を作った3人の芸術家、ルイーズ・ニーヴェルスン、アド・ラインハート、杉本博司。それぞれ異なる技法とスタイルを用いながら、徹底した追求により作成された黒い作品の組み合わせが、異質で寡黙な世界を提示している。
2013 / 川村記念美術館 / A4変形 / 日本語 / 79頁 / ソフトカバー / 2,000円(税込)
マーティン・パー新作写真集『ライフズ・ア・ビーチ』
世界中のビーチで撮りおろした、ピクニックする人々、露天商、溢れる色彩。「文化を超えて、たわいない日常やその国のもっている 国民性に気づくことができる稀有な公共空間、それがビーチである」というマーティン・パーの、現代社会への皮肉がたっぷりと込められた作品シリーズ。
Martin Parr:Life's a Beach
2013.4 / Martin Parr / 赤々舎 / 300×153mm / 日本語 / 94頁 / ハードカバー / カラー / 2,100円(税込)
ホセ・パーラ作品集『Prose José Parlá』
ヒップホップやグラフィティという経験による、言語や筆記といった要素を含む独自のペインティングが世界から支持を得ているパーラの作品。本書にはYUKA TSURUNO GALLERYで行われた展示会で発表されたリズミカルな作品の数々が収められている。
2013 / YUKA TSURUNO GALLERY / 300×215mm / 21頁 / 英語 、日本語 / 2,625円(税込)
本城直季写真集『Shinkirou』
第32回木村伊兵衛写真賞受賞の『small planet』から7 年の時を経て初めて発表された本城の作品集。三重県四日市に立ち並ぶ工業地帯を空飛ぶ鳥の目線で捉えることで、四日市の町のディティールと、新たな側面が見えてくる。
2013 / リトルモア / 300×300mm / 32頁 / 並製 / 日本語 / 2,100円(税込)
高嶺格『高嶺格のクールジャパン』
日本の優れた技術力やきめ細やかなサービス、サブカルチャーといった文化を海外に発信するために日本政府が掲げる「クールジャパン」というキーワード。美術家・演出家の高嶺格氏はこのワードをアイロニカルに使用することで、戦後から日本人が無意識に作り出てし受け継いで来た日本人像への疑問を投げかけている。
テキスト:吉岡洋、高嶺格、イーデン・コーキル、高橋瑞木
2013.3 / 水戸芸術館現代美術センター / A4横 / 102頁 / 日本語 / 2,800円(税込)
大西麻貴+百田有希 建築作品集『onishimaki+hyakudayuki architects/o+h』
建築とアートが融合した表現方法により注目を集めている若手建築家ユニット、大西麻貴+百田有希。彼らが台南で展覧したポートフォリオを基にして作成し、台湾で出版した美しい造本の作品集
収録作品: 二重螺旋の家 / 千之滝の別荘 / 地層のフォリー / 夢の中の洞窟 / 都市の中のけもの、屋根、山脈 / “seeing itself”ホンマタカシ展 / ちょうちょの壁 / ペットボトルの照明 / アルミナムタワー / 北山町の家 / 大西麻貴卒業設計「図書×住宅」
2012 / 大西麻貴、百田有希 / 155×213mm / 166頁 / 英語、日本語、中国語 / カバー付き / 2,940円 (税込)
廣瀬純『絶望論 革命的になることについて』
「絶望を作り出しそれに強いられて逃走線を描出する、革命の不可能性を作り出しそれに強いられて革命的になる、人民の欠如を作り出しそれに強いられて来るべき人民に呼びかける」。創造的に生きるためになぜ《絶望》しなければならないのか? 《革命的になる》とは、どういうことなのか? 気鋭の論客が、ドゥルーズとゴダールを読解しながら、講演形式で問う、いまこの世界に必要なこと。
2013.05 / 月曜社 / 46判 / 並製 / 224頁 / 1,680円(税込)
森山大道『実験室からの眺め』
発明家・ニセフォール・ニエプス(1765年-1833年)の実験室が現存する、フランスのサン・ルゥ・ド・ヴァレンヌ。世界ではじめての写真、「ル・グラの窓からの眺め」が撮影された実験室で、森山大道が写し取った〈写真の始原〉への旅。巻末には森山大道エッセイ「写真とは思い出である」を所収。
「人間の視線のありのままを、目と心の記憶にとどめるだけではなく、他の方法によってとどめ置くことはできないだろうか?」というニエプスの問いかけから、現在ある写真は始まっている。
愛する家族を、恋する人を、親しい友人たちを。そしてこの現し世のあれこれと、いま目に映る風景を。それらへのもだしがたい想いから、写真への道が拓かれてきたのである。ぼくの一等シンプルな写真論は、「写真とは想い出である」のひと言である。───本文より
造本・写真構成:町口覚
デザイン:高野直(MATCH & Co.)
2013.4 / 河出書房新社 / B5変形 / 84頁 / 箱入り / 3,990円(税込)
梅佳代『のと』
なにげない日常のなかに潜んでいるさまざまな光景を独自の視点から切り取ってみせる写真家・梅佳代。本作は生まれ育った故郷・能登で撮影。家族、友人、子どもたち、フツーの暮らしや景色の中から切り取られた、ありそうでありえない光景、笑いと驚き、そしてほんのすこし怖さをはらんだ瞬間まで、かつてないユニークさでわたしたちの眼を惹きつける梅佳代写真の魅力を余すところなく盛り込んだ、3年ぶりの待望の写真集。
デザイン:祖父江慎+小川あずさ(cozfish)
2013.4 / 新潮社 / ソフトカバー / 255×190mm / 2,415円(税込)
東野芳明『虚像の時代 東野芳明美術批評選』
戦後日本美術を代表する美術批評家・東野芳明 (1930-2005)。デザイン、建築にまで視野を拡張し美術批評を躍進させた著者の、1960年代に書かれた現代美術と文化現象に関するアンソロジー。目の前で生起する様々な事象を前に、「もう芸術とはいえないような新しい可能性」を捉え続けた、東野芳明の「生中継」の批評精神を「いま」に接続する。
目次:
■生中継の批評精神─── 一人称のビオス 松井茂+伊村靖子
■批評選
アメリカ前衛芸術論のためのノート / チャンスオペレーション (偶然操作) / ニュー・リアリズム / “反芸術”是か非か討論会 世話人まえせつ / ヤング・セブン雑録 / さよなら読売アンデパンダン展 / わがサウンド・コレクション / 女が彫刻を叩くとき───色彩彫刻の新しい波 /「色彩と空間」展 / 空間から環境へ / 現代観衆論───今日の芸術がめざすもの / コンバイン日記───ニューヨーク1966・東京一九六八 / 実体喪失の旅───アメリカ横断1/4 / 虚像の時代 / 色彩の発見───福岡相互銀行大分支店を見て / 唐十郎とぼくの三八日 / テレビ環境論───十六の瞳 / 新宿西口“広場”の生態学 / 旅の終わりに───シリキレ・トンボ六〇年代 / 反論せよ!『万博参加』の芸術家たち / 現代芸術と観衆
■反回想「おれは評論家じゃなくて批評家なんだ」といった東野芳明のことを思い出してみた (磯崎新)
■「発注芸術」再考───六〇年代美術と設計 (伊村靖子)
■再読、虚像培養批評家・東野芳明。(松井茂)
■解題
2013.4 / 河出書房新社 / 190×134×300mm / 352頁 / 3,675円(税込)
『FUJIKO NAKAYA 中谷 芙二子 FOG 霧 BROUILLARD』
画家として作家活動をスタートした中谷芙二子 (1938年生まれ) 。66年、芸術と技術の実験グループ「E.A.T.」に加わり、数々の実験的プロジェクトに参加。70年大阪万博のペプシ館で《霧の彫刻》を初めて制作し、以降、人工霧を使った霧環境、インスタレーション、公園設計、舞台作品等を世界各地で制作する。70年代以降コミュニケーションをテーマとするビデオ作品を発表、ビデオギャラリーも開設し、日本のビデオアート界におけるパイオニア的活動を広く展開する。近年は、コンピュータによる霧環境の制御など、若手アーティストとの共同作業による新しい可能性を開拓しながら、欧米や国内での発表を精力的に行っている。本書は、中谷の最初期の絵画作品から、2012年に至るまでの全作品を、Book、DVD-ROM、DVD-VIDEOにアーカイブした、初の集大成的作品集です。
2012.9 / Anarchive / 197×140×400mm / Book (416頁) +DVD-ROM+DVD-VIDEOセット / 日本語、英語、フランス語トリリンガル / 5,040円(税込)
現代思想5月臨時増刊号 総特集:東松照明戦後日本マンダラ
2012年末逝去した戦後を代表する写真家、東松照明の追悼特集号。
写真はただ「撮る」ものなのか、あるいは撮りたいものを「作る」ものか───。原爆が残した〈みえない〉傷の内側に潜り込みながら、生涯「眼の語り部」として撮影し、生活した場所の一つ、沖縄に焦点を当てながら、戦後日本の生きた時間と、東松照明という一人の写真家の思想と活動の軌跡を、多数の執筆、論考、インタビューによって明らかにする。
目次抜粋:
【エッセイ】倉石信乃 / 鷹野隆大 / 石川真生 / 石川直樹 / 菊池智子 / タイラジュン / 島尾伸三
【対談】東松照明+吉増剛造、森山大道+伊藤俊治、新城郁夫+志賀理江子
【論考】岡崎乾二郎 / 今福龍太 / 八角聡仁 / 竹葉丈 / 中村隆之 / 林田新 / 土屋誠一 / 翁長直樹 / 徳田匡 / 仲里効 / 田仲康弘 ほか
【再録テクスト】大島渚
【未収録インタビュー】東松照明 / 吉増剛造
【写真アルバム】新里義和 選
2013.4 / 青土社 / 222×144×140mm / 246頁 / 1,500円(税込)
『古道具、その行き先 坂田和寛の40年』
1973年、目白に古道具店を開いて以来、坂田和寛は独特の美しさを提案してきました。「なんでもない普段使いの日常工芸品」に目を注ぐ坂田の美学に着目し、坂田が関わってきた数々の物を展覧し、独特の「古道具」の世界を紹介した展覧会公式図録。瀟洒な造本が美しい1冊。
テキスト:坂田和寛、土田眞紀 (美術史家)、光田由里 (学芸員)
撮影:ホンマタカシ
デザイン:有山達也
2012.10 / 渋谷区立松濤美術館 / 240×185mm / 143頁 / 2,000円(税込)
DVD『Restaurant No Dress Code』岡田裕子
近年、写真やビデオ、インスタレーションを中心に発表を続けてきた岡田が、絵画と人間の身体性をテーマに、「描くこと」「造形すること」についての探求を結実させた意欲作。 ミヅマアートギャラリーでの個展 (2012年) で発表されたビデオ作品に加え、新川貴詩 (美術ジャーナリスト) による解説と、パクパク様折り紙の付録、更に特典映像が付いた豪華版。
2013.4 / 岡田裕子 / 190×135mm / 6:9 / カラー / 15分26秒+特典映像3編(35分38秒)/ 6,300円(税込)
加藤泉『SOUL UNION DELUXE』カタログ
加藤泉の鹿児島県・霧島アートの森で2012年に開催された同名展覧会カタログ。
絵画作品をはじめ、近年制作されているエネルギーあふれる鮮烈な木彫作品によるインスタレーション風景も掲載。
アートディレクション:重実生哉
2012 .11 / 加藤泉 / 240×185mm / 44頁 / 1,260円(税込)
星野太『奥村雄樹 ジュン・ヤン』
奥村雄樹の作品〈ジュン・ヤン 忘却と記憶についての短いレクチャー〉をめぐるテキストとともに、作品〈ジュン・ヤン〉とは独立した書物としての「思弁的な試みessay」を著した論考集。
2013.4 / 美学出版 / 210×140mm / 67頁 / 1,050円(税込)
奥村雄樹『Noriko Kobayashi: Interpreter's Notes』
奥村雄樹の作品〈ジュン・ヤン 忘却と記憶についての短いレクチャー〉の制作のためのレクチャー時、通訳の小林のり子氏が取っていたメモ14枚の写しをを綴じたブックレット。
2012.10 / MISAKO&ROSEN / 185×140mm / 14頁 / 1,050円(税込)
リュック・タイマンス『流出』
リュック・タイマンス自身によるエッセイ「たんなるイメージ」と、トークの書き起しテキスト「本のキュレーション」の2編の他、ライター / キュレーターのケン・プラットがタイマンスの最新作5点について述べた書き下ろし1編と、ライター / 評論家パブロ・シッグが、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」やさまざまな映画、物語等に言及しながらタイマンスについて論じたテキスト2編を収載。
アートディレクション:森大志郎
2013.3 / WAKO WORKS OF ART / 189×116mm / 72頁 / 1,575円(税込)
ジェームス・リチャーズ『ローズバッド スワンシット』
ジェームス・リチャーズ (1983年カーディフ / 英国生) は、立体や映像、展覧会デザインとしての作品を制作するアーティストです。彼のインスタレーションでは、彼が見つけた既存のものや組み立てた要素が集められ、イメージ制作や記憶の周辺にある、強い感情を引き起こすような断片的な物語が抽出されています。本書はCCA滞在に際し作られたアーティストブックです。
2013.4 / 現代美術センターCCA北九州 / 215×155mm / 100頁 / 4,200円(税込)
SPACE IS THE TIME YOU NEED TO GO TO SOMEONE ELSE: BRIDGE THE GAP? 7-8
2001年よりCCA北九州で行われているコンファレンス「BRIDGE THE GAP?」の第7、8回の記録集。テキストは英文のみとなります。
参加アーティスト:Jennifer Allora, Charles Arsene-Henry, Ted Chiang, Didier Fiuza Faustino, Joan Jonas, Louis H. Kauffman, Zak Kyes, Akiko Miyake, Rafael Nunez, Kazuo Okanoya
2013.4 / 現代美術センターCCA北九州 / 210×150mm / 262頁 / 4,200円(税込)
表象07:アニメーションのマルチ・ユニヴァース
近年ますますプレゼンスを高めつつある「アニメ」やディズニーを中心とした商業アニメーションを再考するとともに、非商業作品やデジタル化以降のアニメーション / 実写の混じり合いが切り拓いてきた地平を紹介。本特集では、世界各地で様々なかたちで勃興し、それぞれに必然性を持ちつつも互いに交わることのない複数の小宇宙として存在してきたアニメーションの歴史・構造・生成を読み解くと同時に、エイゼンシュテインやベンヤミンのディズニー論に発して「今ここ」のアニメーションに至る系譜を仮構することを試みている。アニメーション的想像力の可能性を再発見し、新たに起動するために。
目次抜粋:
[巻頭言]翻訳の人類学、事始め (岡田温司)
[特集]アニメーションのマルチ・ユニヴァース
・イントロダクション (土居伸彰)
・対談『アニメ・マシーン』から考える (トマス・ラマール+石岡良治 / 門林岳史=司会)
・インタビュー「交わらぬはずの視線が交わるとき……」 (ユーリー・ノルシュテイン / 土居伸彰=聞き手)
・アメリカの初期アニメイティッド・カートゥーンの「立体感」 (細馬宏通)
・アニメーションの定義───ノーマン・マクラレンからの手紙 (ジョルジュ・シフィアノスによるイントロダクションつき) (土居伸彰=訳)
・ロトショップの文脈───コンピュータによるロトスコーピングとアニメーション美学 (ポール・ワード / 土居伸彰=訳)
・ミッキーマウス、ユートピア、ヴァルター・ベンヤミン (『ハリウッド・フラットランズ───アニメーション、批評理論、アヴァンギャルド』より)
(エスター・レスリー / 城丸美香=訳)
・ディズニー (抄訳) (セルゲイ・エイゼンシュテイン / 今井隆介=訳)
[投稿論文]
[書評+ブックガイド]
星野太、飛嶋隆信、沼野充義、田中純、木下千花、岡田温司、高山宏
2013.4 / 月曜社 / A5判並製 / 312頁 / 1,890円(税込)
多木浩二と建築
批評家・多木浩二の建築に関する仕事を網羅的に取り上げた特集号。写真をはじめとする様々な対象を、「脱領域的」に捉えた氏の活動全般を網羅した[著作目録]も所収。季刊誌「建築と日常」の別冊号。
目次抜粋:
[著作目録]多木浩二の仕事 1955-2013
[アンケート]私のこの1作 石堂 威、八束はじめ、伊東豊雄、鈴木 明、沖 健次、長谷川逸子、上野俊哉、入江経一
[論考]多木浩二を読む
[インタヴュー]089 坂本一成による多木浩二 創作と批評の共振
[主要評論再録]185 多木浩二による坂本一成
2013.4 / A5版 / 編集・発行: 長島明夫 / 240頁 / モノクロ / 1,890円(税込)
REAR 29号 特集:音をめぐる論考
第一特集【音をめぐる論考】
・舞台の上の音楽を視る 橋本知久
・ケージの今日性―日本でのジョン・ケージ生誕100年企画を見渡して 藤井明子
・「声」は何を呼び起こすか───山川冬樹論 藪前知子
・美術 (展示) と音楽 (公演) のあいだ 後々田寿徳
第二特集【彫刻・作家・作品論】
青木野枝、土屋公雄、原 裕治、舟越 桂
ほか、批評、レビューを掲載。
2013.3.19 / REAR編集室 / A5判並製 / 95頁 / 473円(税込)
neoneo #02 原発とドキュメンタリー
ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」第二号の特集は、『原発とドキュメンタリー』と、小特集『21年目の不在 小川紳介トライアングル』の二本立て。福島第一原発の事故から2年。「目に見えなかった」ものを含め、様々な「現実」を私たちの前に突きつけた「原発」。ドキュメンタリーは、そのような「原発」をどう描いたか、そして今、これから。報道記者から映画監督、アーティストまで、それぞれの現場の最前線からお届けする総力特集。
2013.3 / neoneo編集室 / A4版変形 / 104頁 / 巻頭カラー16頁 / 1,000円(税込)
生活考察 vol.04
ライフスタイルの提案は放棄、混沌にまみれた雑多な日常を捉え、現代を“楽しく”サヴァイヴするための術、発想を模索する雑誌『生活考察』。
執筆:戌井昭人、春日武彦、大谷能生、佐々木敦、林哲夫、須藤輝、岡崎武志、辻本力、大山くまお、小田雅久仁、内海慶一、豊崎由美、円城塔、栗原裕一郎、吉田隆一、柴幸男、松田青子、木下古栗、海猫沢めろん、小澤英実、千野帽子、速水健朗、朝倉かすみ、朝吹真理子、福永信
インタヴュー:DJみそしるとMCごはん
トーク:佐藤和歌子×大澤聡「三十代の生活と意見―酒中放談―」
2013.4 / 辻本力 / A5版変形 / 104頁 / 840円(税込)
松江泰治『jp0205』
世界中の地表をフラットに切り取り、記号化すると共に個体化し、採集を続けてきた写真家・松江泰治。本作は日本各地を空撮で切り取る“JP”シリーズの最新作で、02は青森県を、05は秋田県を撮影。建築物だけでなく、街並みや地形、海岸線など空撮という高さから撮影することで見えてくる、あたらしい日本地図。
寄稿:清水穣「無限遠と絶対ピント─松江泰治の空撮写真」
デザイン:秋山伸
青幻舎 / B4変形 (292×292mm) / 122頁 / 写真110点 / オールカラー / 上製 / 左右両開き可 / 和英併記 / 6,825円(税込)
高橋恭司『ブルーブルー』
高橋恭司が90年代初頭にデレク・ジャーマンの庭を撮った未発表作品から作ったゼロックス写真集の内容を収録。
アートディレクション:BANG! Design
2012 / 月刊人 / 210×297mm / 24頁 / 819円(税込)

大橋愛『piece』
自身の近しい人の死をきっかけに、死の側から生を、生の側から死をのぞく作業を続けてきた写真家・大橋愛。かつての隆盛の影を残したまま、取り壊されることすらなく廃墟となった軍艦島、おそろしいほど美しい自然、時間によって音も立てずに暴力的に分断される日常の風景。大橋のファインダーを通して映された世界は、時として残酷ともいえる生の営みを粛々と浮かび上がらせ、生が内包する「無」ともいえる死の気配を感じさせます。
失われたかけら (=piece) をさがすようにシャッターを切り、生まれた写真は、生の対局にある死ではなく、当たり前にある死の存在を語りかけています。
装丁・レイアウト:半澤 潤
2013.3 / FOIL / 212×287mm / 80頁 / ソフトカバー / 3,150円(税込)

PUNCTUM TIMES No. 17 石川直樹×浅田政志『PERU』
石川直樹と浅田政志の二人の写真家によるコラボレーション写真集『PERU』。南米大陸・ペルー共和国に、訪れた時期も目的も異なる二人の写真家の、それぞれのアプローチを比較してご覧いただける2分冊セットの写真集です。
アートディレクション:田中貴志
2013.3 / PUNCTUM / 500部限定 / 406×273mm / 2分冊 / 16頁 / 945円(税込)

PUNCTUM TIMES No. 16 大森克己×川内倫子『ISTANBUL』
ボスポラス海峡をはさんでアジアとヨーロッパ、2つの大陸の境界に位置する東地中海地域の大都市・イスタンブル。雑誌の依頼で訪れたという川内と大森、二人の写真家の視線の交わりの化学反応が産み出した、現実のイスタンブルとパラレルな新しい世界の旅の記録。
アートディレクション:峯崎ノリテル
2012.12 / PUNCTUM / 406×273mm / 32頁 / 1000部限定 / 945円(税込)

石塚元太良、田附勝 写真集『5』
ギャラリーSLANTで発表した、石塚元太良「GOLD RUSH ALASKA CHILKOOT TRAIL」と、田附勝「その血はまだ赤いのか」の中からセレクトした作品を再構成した、タブロイド版写真集。
アートディレクション:田中貴志
2012 / SLANT / 408×273mm / 24頁 / 525円(税込)

なんとなく、クリティック 1
“批評”と“サブカル”をテーマにしたリトルマガジンの創刊号。巻頭特集は山本精一。
〈執筆&特集〉
山本精一、小山田圭吾 (コーネリアス) 、佐々木敦、橋本倫史、さやわか、磯部涼、吉田アミ、ばるぼら、吉田大助、泉信行、瀬田なつき、染谷将太、粉川哲夫、鶴見済、なんのこっちゃい西山
2013.2 / なんとなく、クリティック / B6変形 / 200頁 / 1,050円(税込)
花代『ベルリン hanayos saugeile kumpels』通常版
花代がベルリンで出会った仲間たちと一緒に競演し、過ごした膨大な量の日常=風景、生活、友人、アーティストたち。その15年分の写真から花代というひとりのアーティストの生き方が浮かび上がる集大成的な一冊。当時 (1996 − 2010年) の出来事、関係性を読み解くために写真家自身による注釈を付す。
登場アーティスト:Blixa Bargeld, Jonathan Meese, Kai Althoff, Christoph Schlingensief, Volker Spengler, Pansonic, Terre Thaemlitz, Peaches, Basso, Bernhard Willhelm, Wolfgang Tillmans, AIDS-3Dほか
デザイン:須山悠里 編集:網野奈央
2013 / 月曜社 / B5変型 / 208頁(うち写真ページ176頁) / ソフトカバー / 日本語 / 英語 / ドイツ語 / 価格:3,780円(税込)
花代『ベルリン hanayos saugeile kumpels』adidas Originals版
※通常版とは表紙のみ異なります。
adidas Originals版は限定数販売につき、数に限りがございます。
写真集内容は同じものです。
>> NADiff Window Gallery
花代 “ベルリン hanayos saugeile kumpels” 2013/4/5−5/6
加賀美健『HOLLIWOOD STAR'S PUBES』
2013.2 / MISAKO&ROSEN / 128×190mm / 22頁 / 1,050円(税込)

>> NADiff Gallery
加賀美 健 「SPICY!!!」 2013/1/25−3/3
ゲルハルト・リヒター 『Strip Paintings and 8 Glass Panels』
1990年の自身の油彩作品を複雑にデジタル加工した「Strip」の最新作、8枚のガラスによる立体作品「8 Glass Panels」、写真の上にエナメルで彩色を施した「MV」シリーズの他、WAKO WORKS OF ARTでの行われた展覧会風景等、カラー図版を多数掲載。また「Strip」シリーズの制作プロセス解説、林寿美 (インディペンデント・キュレーター) によるエッセイを、ともに日本語と英語で収載。
テキスト:林寿美「視線の行方」 / デザイン:森大志郎
2013.2 / WAKO WORKS OF ART / A4変形 / 64頁 / スリップケース付 / 限定1,500部 / オールカラー / 3,675円(税込)

>> WAKO WORKS OF ART SPECIAL PRICE FAIR 2012/12/1−2013/2/3
週間読書人 2013 2/8号 【追悼 写真家・東松照明】
鼎談:森山大道、丹野清和 (「アサヒグラフ」元編集長)・神林豊 (月曜社)
2013.2 / 読書人 / 6頁 / 260(税込)
大橋可也&ダンサーズ/GO 『BOOKS, PHANTOMS』
著者:GO / 企画・制作:大橋可也&ダンサーズ / 編集・ブックデザイン:坂哲二 / BANG! Design, inc. / 協力:ナディッフ / 発行者:坂哲二 / 発行所:月刊人 / BANG! Design, inc.
2013.2 / A6判 / 96頁 / 2,625円(税込)
>> NADiff Window Gallery 大橋可也&ダンサーズ「Books, Phantoms」 2013/2/7−2/24
ART CRITIQUE n.03 散逸のポエティクス
美術家・石川卓磨の新作「quarter」、そしてインタヴューを巻頭掲載。ほか、矢野静明×上田和彦の二人の画家による、フランシス・ベーコンなどを題材にした「動くもの」としての絵画のポテンシャルを探る対談等、美術、音楽、建築等複数ジャンルに及ぶ論考を多数所収。
コンテンツ:
[作品&インタヴュー]
quarter / 写実のたたかい──シャルダン・スーラ・黒│石川卓磨
[対談]
絵画を動かす──ベーコン―ステラの肯定性│矢野静明×上田和彦
[エッセー]
・楕円状の放物線──寓意をめぐる小考│松本潤一郎
・人間の終焉と「類似」──模倣の政治経済学・序│大黒弘慈
・エレクトロニック・エコロジーズ──デーヴィッド・チュードアの電子音楽における複数の自然=性分│中井悠
・私たちはいつでも逸脱できる──フーコー『カントの人間学』の射程│王寺賢太
・政治・アーキテクチャ・憲法──アクチュアルな思想史のために│上野大樹
・スペクタクルに背を向けて──田代一倫《はまゆりの頃に》について│甲斐義明
・理解 / 不理解の境界線──村川拓也『ツァイトゲーバー』│藤原央登
・建築の「たしかさ」について──山田紗子による「生きるための家」│櫻井拓
[漫画]
パサージュのイーナ──1:知と悦楽の友│内村尚志(ベンヤミン『パサージュ論』の漫画化)
2013.1 / constellation books / 200頁 / A5判並製 / 1,680円(税込)
遠藤水城『陸の果て、自己への配慮』
「海を左手にただ進むこと。死者と夜に同化すること。陸の果てに辿り着くこと。」
かつて、太宰治が袋小路と呼んだ竜飛岬を出発し、まだ震災の爪痕が残る真冬の東北の海岸沿いをひたすら徒歩で南へ下った筆者が、63日間の出来事を暗闇の中手探りで記述したノート〈一月六日 − 三月七日〉、そして〈三月八日〉の二部構成。冒険でもなく、探検でもなく、ただ「正しく絶対的に怖れる」ために歩き続けた筆者が辿り着いたさき、そこはこの世界にあってはならない場所「陸の果て」だった。
遠藤水城│えんどうみずき
1975年札幌生まれ。インディペンデント・キュレーター。2005年、若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。国内外で展覧会等の企画多数。インタビュー集に『アメリカまで』(とんつーレコード、2009年) 、編著書に『曽根裕:Perfect Moment』(月曜社、2011年)、共訳書に『ルーツ − 20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社、2002年) がある。女子美術大学および京都精華大学にて非常勤講師。国際美術評論家連盟会員
デザイン:尾中俊介 [Calamari Inc.]
2013.1 / pub / 四六判 / 160頁 / 糸縢り並製 / 2,000円(税込)
渡辺洋一 『Broad Leaf Snow Tree』
北海道ニセコ在住の写真家、渡辺洋一。冬のニセコ、倶知安町(くっちゃんちょう)の森の中の大木を撮影した作品18点を収録。「何世紀をも生きる北国の森。冬、雪はすべてを覆い音を消す。巨木がどっしりと立つ。森閑なのに力強い空気を感じる。そこに僕はスキーで通い、シャッターを切る。」──渡辺洋一
2012.11 / Match and Company / 257×182mm / 24頁 / 写真18点 / 限定700部 / エディションナンバー付き / 2,310円(税込)

藤原新也 『Colors』
1979年刊行、藤原新也当時35歳で出版した「ゆめつづれ」を再構成し、タイトルも新たに作られた本書。
2012.11 / Match and Company / 200×300mm / 60頁 / 限定1,000部 / エディションナンバー付き / 5,250円(税込)

会田誠 『天才でごめんなさい』
デビュー以来一貫して自らが生きる社会を凝視し続け、批評、風刺あふれるセンセーショナルな作品を発表し続ける会田誠。そのタブーに挑む表現から真の評価が遅れてきた会田の全貌を検証する。
テキスト:山下裕二 (美術評論家)、デヴィッド・エリオット (キュレーター)、片岡真実 (森美術館チーフ・キュレーター) / デザイン:寺井恵司
2012.12 / 青幻舎 / A4判変 (観音付) / 248頁 / 上製 / 3,570円(税込)
>> NADiff a/p/a/r/t 「会田誠祭り」 2012/11/17−
会田誠 『ミュータント花子』復刻版
会田誠による太平洋戦争をテーマにした戦争漫画。1997年発行・私家版『ミュータント花子』の完全復刻版。
2012.12 / ミヅマアートギャラリー / 1,050円(税込)
>> NADiff a/p/a/r/t 「会田誠祭り」 2012/11/17−
高橋恭司 『走幻』
写真というものは本来事物の複写である。複写、構成、時間と反復。そして多層化する身体。まるでからっぽな反復性の中に潜んでいるアナーキーなものをつかみとろうとするような、高橋恭司のラディカルな実践を刻んだ最新作品集。気鋭の写真家・桐の進のテキストは必読。
2012.9.28 / 発行:月刊人 + NADiff / 貼り込み図版・全4種 / 250部限定 / 1,960円(税込)
>> NADiff Gallery
高橋恭司「走幻」 2012/9/28−10/28
池田みどり 『 I Love You, I Hate You. −すきよ、きらいよ−』
2012.7.20 / 発行:NADiff+ゆかい / 210×297mm / 28頁 / ブックデザイン:菊地敦己 / 28頁 / 1,470円(税込)


>> NADiff Gallery 池田みどり 『 I Love You, I Hate You. −すきよ、きらいよ−』 2012/7/20−8/26
加納俊輔 × 高橋耕平「パズルと反芻」コンセプトブック
2012.9.15 / デザイン:見増勇介(intext) / B4変形 / フルカラー / 64頁 / 1,500円(税込)


>> NADiff Window Gallery: 加納俊輔 × 高橋耕平 パズルと反芻 2012/9/1−9/30
細江英公 / 三島由紀夫『薔薇刑』完全復刻版

ナディッフが版元となり刊行した、細江英公 三島由紀夫の伝説的な写真集「薔薇刑」の完全復刻版。
1963年発行の初版「薔薇刑」のグラヴィア印刷の黒を、現在のオフセット印刷の技術で限りなく忠実に再現しました。細江英公氏、杉浦康平氏の監修を仰ぎ、細部まで完璧な仕上がりです。
原著:集英社 1963年発行 写真家:細江英公 序文と被写体:三島由紀夫
協力モデル:江波杏子、土方巽ほか 装本および写真構成:杉浦康平
原著サイン(細江英公、三島由紀夫)、ビニールカヴァー、外函にいたるまでの完全復刻。
復刻版奥付に細江英公のサイン、落款印、手書き番号入り
限定:500部 制作指揮:大沢類 監修:細江英公、杉浦康平
2008 / ナディッフ / 本体 280×425mm / 約2kg /
輸送用段ボール入り
頒価:平成21年1月31日まで 52,500円(税込) 平成21年2月1日より 57,750円(税込)
『薔薇刑』特設サイト >>
『マリオ・ジャコメッリ Mario Giacomelli』

「知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ」展(東京都写真美術館 2008.3.15−5.6)と同時出版。終生印刷業に携わったジャコメッリの、「印刷に対する憶い」に捧げる図版印刷。年譜、展覧会、出版物の資料も充実。
テキスト:多木浩二「ジャコメッリの詩学」, エンツォ・カルリ「内なる心に問いかけて」
2008 / ナディッフ / A4判 / 108頁 / 2,500円(税込)
大竹伸朗 『大竹伸朗 全景 1955-2006』
東京都現代美術館の企画展示室全フロアを使用して開催された、大竹伸朗の空前絶後の大回顧展「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006.10.14−12.25)の全内容をカバーした展覧会カタログです。展示作品全点(約2,000点)を掲載。あわせて会場風景写真も収録されます。年譜、出版本・手製本・音の仕事まで完全網羅した資料編も充実。大竹伸朗によるエッセイ「見えない音、聴こえない絵」も収録。
発行: グラムブックス
編集: 東京都現代美術館 / グラムブックス / ベイスギャラリー
テキスト : 大竹伸朗 / 湯浅学 (音楽評論家) / 薮前知子 (東京都現代美術館学芸員)
資料編作成 : 岡村恵子 (東京都現代美術館学芸員)
ブックデザイン : 池田進吾(67)
[付録CD]
・ 遠隔演奏ノイズバンド《ダブ平&ニューシャネル》の演奏を収めた『拾熱』
・ 展覧会場での演奏を収録した音源
308×230mm / 約1,200頁 / 約6kg / CD2枚付 / ハードカバー / 特製ケース / 9,450円(税込)
送料+代引手数料 : 1,315円(税込)
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