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Japanese BOOKS NEW ARRIVAL

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト アイ・ウェイウェイは語る

「もし芸術家たちが社会の良心を裏切ったら、人間であることの根本原則を裏切ったら、いったい芸術はどこに立っていられるんだい?」
ハンス・ウルリッヒ・オブリストが何年にもわたって取り組んできた連続インタビューで、アイ・ウェイウェイ(アーティスト、建築家、キュレーター、出版人、詩人、都市計画家)が語るのは、いわゆるアートの言葉ばかりではなく、陶芸、ブログ、自然、哲学など、無数の影響関係におよぶ。
今日の中国政府についての言及も含めた、注目のインタビュー集。
巻末テキスト:坪内祐三 / 翻訳:尾方邦雄
2011 / みすず書房 / 188×128mm / 200頁 / 2,625円(税込)

Ricarda Roggan SET RESET EXITS SEDIMENTS

リカルダ・ロッガンは1972年旧東ドイツ、ドレスデン生まれ。ライプツィヒ視覚芸術アカデミーで写真を学び、2004年修士課程修了。2005年に東京国立近代美術館で開催された「ドイツ写真の現在―かわりゆく『現実』と向かいあうために」では、最年少の出展者として注目を集めた。
本書では〈SET〉、〈Reset〉、〈EXITS〉、〈SEDIMENTS〉の4つのシリーズを収録。
〈SET〉(設置)は制作のために作られた撮影用のセットを被写体として撮影したもの、〈Reset〉(再設置)は長い間放置され埃や煤を被ったレースゲーム筐体を、〈EXITS〉は人工的に、あるいは自然に形作られた洞窟を、そして〈Sedimente〉(堆積物)は遺跡発掘現場のような場所をそれぞれモチーフにしています。それらの事物や場所はすでにその役割を終えたか、終えつつあるか、あるいは打ち捨てられ、何の機能も持たなくなったものとして、存在しているものばかりです。それぞれモチーフはさまざまですが、人間の行動と時間の痕跡へと向けられる彼女の関心を通して、過ぎ去った様々な問題を現在から見つめ直します。
2011 / Spector Books / 日英バイリンガル / 32×22cm / 64頁 / 2,000円(税込)

Tim Barber WELCOME TO EARTH

洗練されたまなざしで、ありふれた情景の中に潜む複雑な美しさを見い出すポートレートや、風景写真で注目を集めるティム・バーバー。
何気ない日常の中を切り取ったと思われる写真には、一見無造作に撮影されたかのようでいて、驚くほど冷徹で、そしてデリケートに被写体を捉えようとするバーバーの独特な距離感があらわれています。2011年YUKATSURUNO個展に際し刊行した一冊。
2011 / YUKA TSURUNO / 29.7×21cm / 92頁 / 3,675円(税込)

RONGRONG & INRI  三世万物

資生堂ギャラリーで開催された「三世万物」展の公式カタログ。
中国人写真家のロンロンと、その夫人で日本人写真家のインリによる二人のユニットは、中国の社会的現実とそこでの彼らの生活を写した作品や、人と美しい自然との関係性を、自身の身体を媒体として表現した作品で高い評価を得ています。
展覧会タイトルになっている「三生万物」は、『老子道徳経』の「道生一、一生二、二生三、三生万物(道は一を生み、一は二を生み、二は三を生み、三は万物を生む)」から付けられました。とびきり慎重にシチュエーションをつくりこみ、やわらかな光の階調で表現されたモノクロームのポートレートを通し、無限、永遠につながっていく作品世界がたちあらわれます。
2011 / 資生堂ギャラリー / 21×28cm / 1,000円(税込)

近藤 聡乃 スケッチ画集 kiya kiya

近藤聡乃の新作アニメーション「KiyaKiya」のためのスケッチ原画200点を収録した、著者初となる作品集。タイトルになっている「KiyaKiya」は「胸がきやきやする」という古い日本語から取った言葉です。近藤は、澁澤龍彦『少女コレクション序説』中の「幼児体験について」という一編で、この言葉と出会いました。「何とも説明しがたい、懐かしいような、気がかりなような気分」、「既視感(デジャ・ヴュ)」の気分を表すこの言葉の存在を知ったことが、「KiyaKiya」シリーズ制作のきっかけとなりました。
透けのある紙を重ねて束ねた特殊造本と、原画を忠実に特色4色で再現した美しい印刷で、kiyakiyaの世界を堪能できる一冊です。
2011 / ナナロク社 / 143×179mm / 2,415円(税込)

加藤 翼 THE HOME, HOTELS, HIDEYOSHI, AWAY

加藤翼の初個展として開催した「ホーム、ホテルズ、秀吉、アウェイ」の公式カタログ。
加藤翼は、身近な人から道行く人々をも巻き込み、屋外に設置した巨大な構造体を引っぱり立ち上げるというプロジェクトを大学在学中の2007年から一貫して行っている。
カタログには2008年から各地で行ったプロジェクト写真、インタビューを掲載。
2011 / アートエリアB1 / 147×210mm / 50頁 / 1,050円(税込)

鈴木 康広 まばたきとはばたき

ありふれた日常にひそむ小さな発見や自然現象に着目し、身近な素材とテクノロジーを用いて人間の五感に訴える作品を発表する鈴木康広。国内外から熱い注目を浴びるクリエイターの思考のプロセスを紹介。羽田空港を舞台にしたデジタルパブリックアートや、瀬戸内国際芸術祭2010の展示をはじめとした作品写真、作家の豊かなイメージの源泉となる、ドローイング、テキストを収録。
寄稿:青野和子(原美術館) / 川内倫子(写真家) / 原研哉(グラフィックデザイナー) / 茂木健一郎(脳科学者)
2011 / 青幻舎 / ブックデザイン:原研哉+美馬英二 210×150mm / 320頁 / 2,625円(税込)

秋山 ブク 記録と再構成 ポストカードブック

「コンポジション no.2 hiromiyoshiiの備品による」を記録した写真や本を用い、再構成した展覧会「記録と再構成」の展示風景を、ランダムに見るカードタイプの作品集。
一見、無造作に放置されたように見える種々の備品は、それぞれのモノの持つ物質性と記号性が測られながら再構成されています。
2011 / エディション・ノルト / 148×105mmサイズのカード×16枚 / 735円(税込)

ART TRACE PRESS 01 特集〈ジャクソン・ポロック〉

〈絵画は二度死ぬ、あるいは死なない〉レクチャーシリーズを主宰しブックレットを刊行してきたアートトレースから、本格的な美術批評誌がついに創刊。
2011年8月24日 ART TRACE GALLERYにて開催された松浦寿夫×林道郎による対談記録、沢山遼による書き下ろしテキストの他、キャロル・C・マンクーシ=ウンガロ、マイケル・フリード、ウイリアム・ルービンの、ポロックに関する重要文献の初翻訳を掲載。
ロザリンド・クラウスが論じたサイ・トゥオンブリ論“The Latin Class”初翻訳も掲載。
2011 / ARTTRACE / 210×147mm / 188頁 / 1,680円(税込)

長谷川 祐子 「なぜ?」から始める現代アート

よくわからないけど、なぜか惹かれる、面白い。その「なぜか」を探求すれば、アートはもっと身近になり、より深く鑑賞することができるであろう。
作家と観客をつなぎ現代アートと生のかかわりを問い続ける、東京都現代美術館キュレーター・長谷川祐子が、いま最も注目すべきアーティストの作品と鑑賞のポイントを紹介。
2011 / NHK出版 / 170×110mm / 199頁 / 861円(税込)

清水穣 プルラモン

― デジタル写真はアナログ写真のふりをしながら発展してきたが、近年、アナログを追い越し、擬態を止めて本質を露わにしつつある。デジタル技術が写真を否応なく変えていく。光は暗い室を出て、写真は一枚の四角い紙片であることを止めたのだ。短音が無数の倍音に分かれるように、単独の存在はさらに分割されて、一枚の画像はそれ自身でありながら多数の画像への出口となる。―
デジタルにとって文字も音も映像も区別がないように、単数=複数性(Pluramonity)が音楽と写真、アートと陶芸といったいくつものジャンルを横断しながら芸術の本質を抽出してゆく評論選集。
2011 / 現代思想新社 / 246頁 / 2,730円(税込)

岩城 京子 東京演劇現在形 八人の新進作家たちとの対話

東京現代演劇シーンで活躍する主に三十代の作家たちを、日本で初めて、和英両言語で紹介するインタビュー集。著者は日本演劇の動向を十年以上追うジャーナリストであり、その経験をもとに八人の作家たちに対し質問を投げる。各インタビューは、作家の来歴と主要コンセプトを網羅し、作品理解への明快な手引きとなる。かつての安楽な東京に逃げるのでなく、現在の不安定な東京に向き合う作家たちの、軽やかでいて肯定的なマニフェストが読み取れる一冊。
インタビュー収録:高山明(Port B) / 松井周(サンプル) / 岡田利規(チェルフィッチュ) / 岩井秀人(ハイバイ) / 前川知大(イキウメ) / 三浦大輔(ポツドール) / タニノクロウ(庭劇団ペニノ) / 前田司郎(五反田団)
2011 / Hublet Publishing / 285頁 / 1,575円(税込)

建築と日常 No.2 特集:建築の持ち主

目次:【アンケート】建築は誰のものか 文 : 石上純也、井上章一、大月敏雄、岡啓輔、小野田泰明、鯨井勇、篠原雅武、たかぎみ江、長田直之、中村良夫、馬場正尊、平山洋介、藤森照信 【年表】近現代日本の建築と所有 【創作】保留の場所:利部志穂 【解説】所有(『政治学事典』弘文堂)、立岩真也 【インタヴュー】建築と所有:立岩真也 【写真】人間の位置:qp 【対談】〈建てること〉の射程:坂本一成×塚本由晴 【多木浩二氏追悼企画】『生きられた家』再読 文 : 長谷川豪・能作文徳・長島明夫
2011 / 長島明夫 / 210×147mm / 111頁 / 1,200円(税込)

「風下」立花文穂 写真作品集

古い製本所に佇むかがり機、渦高く詰まれた紙、本、そのほかのものたち。
それらを取り巻く広島の空気、「本」に携わる人々を収めた『風下』。
立花文穂が忘れえぬコトモノを自らの手で一冊一冊糸で綴じ込んでいった、渾身の最新作品集。
1ページ目をめくると、実兄である立花英久により書かれた、思いのこもった文章が挿入されている。

タイトル・文:立花英久 初版限定 350部
印刷:中本本店 / 佐々木活字店 製本:立花製本 協力:バーナーブロス

2011 / DNP文化振興財団 / 200×245mm / 糸かがり綴じ・104頁・カバー付き・貼りこみ図版あり / 4,200円(税込)

NADiff a/p/a/r/t にて限定販売!


>> NADiff a/p/a/r/t にて トーク+上映会『風下 立花文穂』 2011/11/27

都築響一 東京スナック飲みある記

2010年に刊行された『天国は水割りの味がする 東京スナック魅酒乱』において、スナック店のママやマスターへのロングインタビューを通して、スナックという場所の魅力を知らしめた都築響一。本作では同じ「スナック」をテーマにしながらも、ママやマスターではなく、「スナック街」そのものを主役に置いて、東京23区で見つけた23のスナック街と67のスナック店の今と昔を描いています。

― 閉ざされたドアから漏れ聞こえるカラオケの音、暗がりにしゃがんで携帯電話してるホステス、おこぼれを漁るネコ……。東京がひとつの宇宙だとすれば、スナック街はひとつの銀河系だ。酒がこぼれ、歌が流れ、今夜もたくさんの人生がはじけるだろう、場末のミルキーウェイ。
東京23区に、23のスナック街を見つけて飲み歩く旅。チドリ足でお付き合いください! ― 都築響一

2011.12.19 / 大洋図書(ミリオン出版) / A5判変型・並製・312頁 / 2,730円(税込)


>> 都築響一 Books

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都築響一「暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ」 2011/11/25−2012/1/9

ジョルジョ・モランディ

20世紀イタリア美術史において最も重要視される画家のひとりであるジョルジョ・モランディ(1890-1964)。ボローニャの自宅のアトリエで壜や壺を描き続け「孤高の芸術家」と呼ばれた生涯。若い頃にはのちのシュルレアリズムへと続く形而上絵画やキュビズムの影響を受けつつも、当時沸き起こったさまざまな芸術運動からは距離を保ち、独自の道を全うしました。晩年、抽象主義との関連が取り上げられたときも、具象画家として真っ向から反発し、揺るぎない信念を持ち続けました。  日本で初めての作品集となる本書では、約70点のモランディ作品のほか、須賀敦子全集の装丁でも知られる写真家・ルイジ・ギッリによるモランディのアトリエを撮影した〈アトリエ・モランディ〉シリーズ17点も収載。
テキスト:岡田温司、堀江敏幸、岡賦」二郎
2011 / FOIL / 235×190mm / 160頁 / 3,150円(税込)

IANN vol.7

IANN7号の特集は「Bound Together」。写真集の編集に焦点を当て、国内外の8名の作家が参加します。作家へのインタビュー、制作時のメールでのやりとり、あるいは編集者が自分自身にインタビューする等、さまざまな形での対話を通して、写真集の編集について掘り下げます。
〈コンテンツ〉川内倫子『Illuminance』/アレック・ソス『Broken Manual』/エリザベス・トナード『In this Dark Wood』/ジェイソン・フルフォード『The Mashroom Collecter』/シャノン・エブナー『The Sun As Error』/マット・キーガン『A History of New York』/イ・ドゥギョン『Tow Faces』
スペシャルブックレット:スン・ウー・バック


2011 / FOIL・IANNBOOKS / 英語・韓国語併記、日本語小冊子付き / A4判変型 / ソフトカバー / 144頁 / 1,600円(税込)

>> IANNBOOKS & IANN magazine FAIR 2011/11/30−2012/1/9

ゼロ年代のベルリン展−わたしたちに許された特別な場所の現在(いま) 展覧会カタログ

東京都現代美術館にて開催の「ゼロ年代のベルリン ―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)」(2011/9/23−2012/1/9)の展覧会カタログ。展示作品も多数掲載。
アートディレクション&デザイン:中島英樹
2011 / 128頁(カラー80頁) / 215×297mm / 2,500円(税込)

細江英公 / 三島由紀夫『薔薇刑』完全復刻版

ナディッフが版元となり刊行した、細江英公 三島由紀夫の伝説的な写真集「薔薇刑」の完全復刻版。
1963年発行の初版「薔薇刑」のグラヴィア印刷の黒を、現在のオフセット印刷の技術で限りなく忠実に再現しました。細江英公氏、杉浦康平氏の監修を仰ぎ、細部まで完璧な仕上がりです。

原著:集英社 1963年発行 写真家:細江英公 序文と被写体:三島由紀夫
協力モデル:江波杏子、土方巽ほか 装本および写真構成:杉浦康平
原著サイン(細江英公、三島由紀夫)、ビニールカヴァー、外函にいたるまでの完全復刻。
復刻版奥付に細江英公のサイン、落款印、手書き番号入り

限定:500部 制作指揮:大沢類 監修:細江英公、杉浦康平
2008 / ナディッフ / 本体 280×425mm / 約2kg / 輸送用段ボール入り
頒価:平成21年1月31日まで 52,500円(税込) 平成21年2月1日より 57,750円(税込)

『薔薇刑』特設サイト >>

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「マリオ・ジャコメッリ Mario Giacomelli」

「知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ」展(東京都写真美術館 2008/3/15-5/6)と同時出版。終生印刷業に携わったジャコメッリの、「印刷に対する憶い」に捧げる図版印刷。年譜、展覧会、出版物の資料も充実。
テキスト:多木浩二「ジャコメッリの詩学」, エンツォ・カルリ「内なる心に問いかけて」
2008 / ナディッフ / A4判 / 108頁 / 2,500円(税込)

大竹伸朗 『大竹伸朗 全景 1955-2006』

東京都現代美術館の企画展示室全フロアを使用して開催された、大竹伸朗の空前絶後の大回顧展「大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006年10/14-12/25)の全内容をカバーした展覧会カタログです。展示作品全点(約2,000点)を掲載。あわせて会場風景写真も収録されます。年譜、出版本・手製本・音の仕事まで完全網羅した資料編も充実。大竹伸朗によるエッセイ「見えない音、聴こえない絵」も収録。

発行: グラムブックス
編集: 東京都現代美術館 / グラムブックス / ベイスギャラリー
テキスト: 大竹伸朗/ 湯浅学(音楽評論家)/薮前知子(東京都現代美術館学芸員)
資料編作成: 岡村恵子(東京都現代美術館学芸員)
ブックデザイン: 池田進吾(67)

[付録CD]
・ 遠隔演奏ノイズバンド《ダブ平&ニューシャネル》の演奏を収めた『拾熱』
・ 展覧会場での演奏を収録した音源

308×230mm / 約1,200頁 / 約6kg / CD2枚付 / ハードカバー / 特製ケース / 9,450円(税込)
送料+代引手数料: 1,315円(税込)

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